2020-11-06 第203回国会 衆議院 議院運営委員会 第4号
そうした評価の難しいものについても会計検査の中でできるだけ取り上げてまいりたいということで、普通の事業ですと、改善策というものが一義的にお示しできるということがありますけれども、そうでない場合には、適切な改善策を講ずる必要があるのではないかという意見表示をさせていただくにとどめるということもありますし、また、指摘には至らないという場合でも、その検査の結果わかった状況というものを情報提供というような趣旨
そうした評価の難しいものについても会計検査の中でできるだけ取り上げてまいりたいということで、普通の事業ですと、改善策というものが一義的にお示しできるということがありますけれども、そうでない場合には、適切な改善策を講ずる必要があるのではないかという意見表示をさせていただくにとどめるということもありますし、また、指摘には至らないという場合でも、その検査の結果わかった状況というものを情報提供というような趣旨
続きまして、今度は文部科学省に関連するものですけれども、平成二十九年度決算検査報告で高校生等奨学給付金等についての意見表示の事項が指摘されておりますので、これに関連しまして事実関係を簡潔に会計検査院よりお伺いしたいと思います。
では、検査院が示した改善要求やあるいは意見表示の事項をどう実効性を持たせるかということなんですが、まず、検査を行った上で、不正不当あるいは指摘事項が見付かった場合には、これを改善要求を出し、そしてその内容は検査報告に記します。そして、記しただけで終わりではなくて、翌年も同じように検査を行って、そして改善が遂行されるまで検査をやり続け、そして報告に記します。
今度は、今回の話は、これは早期健全化勘定の利益、今や一兆約六千億の中の話ですけれども、その利益の剰余金については、平成二十八年の十一月にいわゆる会計検査院が、この金は適時の国庫納付を行うべき、また、預金保険の財務の健全性維持のための活用のための制度を整備するというなどの方策を検討するような意見表示を行われております。
その点について申し上げますと、この法案は、会計検査院の意見表示並びに衆議院、参議院での議決に基づきまして、健全化勘定に生じていますこの剰余金というものをどのように処理するのがその国会の議決にのっとった処理になるのかという観点から行わせていただいております。
一方、この意見表示という中で処置要求事項というのがありますが、これも二十八年と二十九年とで結構顕著な差が発生しているわけです。金額的に言うと、二十八年は二百五十八億円に対して、二十九年は八十八億ということで、かなりこの処置要求事項も大幅に減っているんですけれども、これの要因というものは何かあったんでしょうか。
先ほどの不当事項に対するお答えと同様でございますが、意見表示処置要求事項についても毎年度多様な内容となっており、それらを集計した件数、金額は指摘の内容に応じて変動するものとなっております。 そして、お尋ねの件でございますが、平成二十八年度決算検査報告におきましては、農林水産省に対する鳥獣被害防止総合対策交付金事業に係る指摘金額が七十一億余円と、多額に上る処置要求事項が掲記されておりました。
○大島政府参考人 会計検査院から、平成二十八年度の検査結果としまして、平成二十九年の十月十九日付で今御指摘の意見表示がございました。
早期健全化勘定の利益剰余金の取扱いにつきましては、平成二十八年十一月の会計検査院の意見表示、平成二十九年六月の衆議院本会議、参議院決算委員会の議決等を受けて、金融庁におきましては、平成金融危機への対応を進める中、預金の全額保護のための約十兆四千億円という巨額の国民負担が確定しているといった経緯や、預金保険機構の他の勘定に欠損金や含み損が発生していること、及び金融資本市場の状況によりその含み損等は変動
○麻生国務大臣 これは、早期健全化勘定の利益剰余金というものの取扱いについては、平成二十八年の会計検査院の意見表示のほかに、平成二十九年にも衆議院の本会議並びに参議院のいわゆる決算委員会での議決を受けまして、金融庁において、平成金融危機への対応を進める中、預金等の全額保護のため、十兆四千億円という巨額の国民負担が確定しているといった経緯、また預金保険の他の勘定に欠損金、含み損等々が発生していること、
会計検査院は、平成二十八年十月に行いました意見表示で、二十七年度末時点において、預金保険機構の金融機能早期健全化勘定において同時点以降使用する可能性のある資金の額を、発生し得る損失を最大限見込みますと、四千九百四十三億余円となると試算したところでございます。
会計検査院の意見表示では、平成二十七年度末において欠損金が生じている金融再生勘定に留保する必要がある金額を記述しておりませんが、今後、仮に金融機能早期健全化勘定から金融再生勘定に繰入れがされることとなった場合には、意見表示に対する処置として妥当かどうかについて今後確認してまいりたいと考えております。
預金保険機構の利益剰余金につきましては、平成二十八年に、会計検査院から、適時の国庫納付等について検討するよう意見表示がなされ、その後、衆議院、参議院においても同趣旨の議決をいただいたことを踏まえ、今般、国庫納付を行うこととしたものであります。 また、二十九年度の決算剰余金につきましても、財政法の規定に沿って処理するものであります。
会計検査院の意見表示においては、現在の制度のもとで早期健全化勘定に今後発生し得る損失を最大限に見込んで機械的に試算をした約〇・五兆、五千億円を同勘定の利益剰余金約一兆六千億円から控除いたした残り一兆一千億円を余裕資金としているものと承知をいたしております。
預金保険機構の利益剰余金につきましては、平成二十八年に、会計検査院から、適時の国庫納付について検討するよう意見表示がなされ、その後、衆議院、参議院におきましても同趣旨の議決をいただいたところであります。 こうした指摘も踏まえ、今般八千億円の国庫納付を行うこととしたものでありまして、新規国債発行額を小さく見せようとするためにとの御指摘は全く当たっていないと存じます。
その一例として、平成三十一年三月十九日付けの会計検査院が意見表示として、国民健康保険団体連合会が実施いたしますレセプトチェック、審査ですね、につきまして都道府県間のばらつきが認められるとの指摘があります。 レセプトチェックの統一化で業務効率化を図り、医療費削減に資すべきと考えますが、厚生労働大臣の今後の対応についてお尋ねをいたします。
返済資金については、いろいろ御意見のあることは知っておりますけれども、これは衆議院、参議院からも、この件に関しましてはいろいろ言われておったところにつきましては、これまでも言われておりましたので、そういった意味で、私どもとしては、今回の指摘の中には、平成二十八年の十一月の、会計検査院が、適時の国庫納付、また、預金保険機構の財務の健全性維持のための活用に向けた方策を検討するというように指示をいただいて、意見表示
事業の有効性の評価が難しいという分野も増えてきておりますが、検査手法の開拓あるいは検査能力の向上といったことによりまして、積極的に処置要求とか改善の意見表示ということで制度を正していくということ、広い意味、大きな意味での無駄の削減ということを心掛けて検査に取り組んでいくということによりまして、会計検査を通して国の行政や財政の改善に積極的に貢献していくことが必要だと考えているところでございます。
それから、事業運営や制度上の問題につきまして改善の意見表示、処置要求を行っております。またさらに、国会からの検査要請をいただきまして、介護保険制度の実施状況につきまして取りまとめて報告をいたしましたり、医療費の適正化に向けた取組の実施状況、生活保護の実施状況について報告するなど、広く制度全般の状況についても検査を実施しているところでございます。
社会保障費の検査に関しましては、保険料の徴収不足や保険の過大給付、補助金の過大交付といった事態を不当事項として毎年多数を指摘しておりますとともに、事業運営や制度上の問題につきまして、意見表示、処置要求を行ってきております。
○石井国務大臣 平成二十八年十月に会計検査院から、地震時等に著しく危険な密集市街地に関する取組が不十分な地方公共団体に対し働きかけを強化するよう意見表示されたところであります。 この指摘を受けまして、国土交通省におきましては、市区町村向けの説明会や事務連絡等を通じ、密集市街地整備の必要性、手法等について周知、共有を図ったところであります。
この意見表示・処置要求というのは、御案内のとおり、公金が法令や予算に違反して支出をされ、しかも、ある統一的な原因に基づいて違反が生じているもの、これが意見表示・処置要求であります。 それで、驚くべきことに、その指摘された団体に検査院のOBが再就職をしているんですが、まず上から順にちょっと行きますと、一番と二番、これ平成十九年に二回指摘を、二つの内容について指摘を受けているということです。
不当事項等で国庫にお金を返さなきゃいけないというのは、もう返ってくるまでもちろん追っかけますし、制度改善とか事務改善なんかも要求したり意見表示したものも、改善されるまで毎年、今年はここまでできたけどまだここはできていないとか、そういうようなことをやっておりますし、処置済事項というような言い方をしているんですけど、検査の過程でもう気が付いて改善されたような事項もございます。
まさにおっしゃるとおり、個別の事項の指摘というものも、これもやはり重要な、もちろん重要なことなんですけれども、そういうようなものが今後起こらないようにするためにはどう仕組みを変えていったらいいのか、どう制度を変えていったらいいのかというところ、いわゆる発生原因とその対処策といいますか、それをしっかりと考えて、三十四条、三十六条の中でそういうような要求あるいは意見表示をしていき、それが改善されるまでしっかり
実際、会計検査院の平成二十五年三月二十六日付、厚生労働大臣宛て意見表示の中で、実地検査で、百八十四保険者のうち百三十八保険者で、被保険者資格喪失後の受診等によって発生した返還金に係る債権の把握、管理が適切に行われなかった結果、国庫負担金の算定が適正に行われていなかったということから、このうち、二十六広域連合のうち二十三の広域連合で返還金に係る債権の把握、管理が行われていなかったとなっております。
御指摘のとおり、平成二十五年三月の会計検査院による意見表示におきまして、被保険者資格喪失後の受診等により発生した返還金について、医療費相当額を保険者等の間で相互に調整する体制を整備するよう、具体的な検討に着手するよう求められたところでございます。
また、会計検査院からも、同様の問題意識から、中小企業に適用される特別措置の適用範囲について検討を求める意見表示がなされていたところでございます。
との規定にのっとり検査をし、会計検査院法第三十六条の規定により意見表示をし、余裕資金の一兆円は国庫返納など抜本的改善策を図るべきと指摘しているのです。 しかしながら、報道によると、金融庁担当としての麻生内閣府特命担当大臣は、これは埋蔵金ではない、ほかの勘定の赤字もあるのでそちらに回すと発言されたとのことです。金融庁のトップとしては、別勘定の赤字補填に取っておきたいと考えるのは当然でしょう。
議員御指摘の会計検査院の意見表示については、一部の勘定の現状のみに着目するのではなく、平成金融危機への対応を進める中、預金等の全額保護のため約十兆四千億円という巨額の国民負担が確定しているといった経緯や、また、預金保険機構の他の勘定に欠損金や含み損等が発生していること、及び金融資本市場の状況等によりその含み損等は変動することなど等を踏まえて、総合的に検討していく必要があろうと考えております。
委員御指摘の会計検査院の意見表示につきましては、意見表示にもありますように、一部の勘定の現状のみに着目して国庫返納をするというだけではなくて、平成金融危機への対応を進める中、預金等の全額の保護のために約十・四兆円という巨額の国民負担が確定しているといった経緯や、預金保険機構の他勘定に欠損金や含み損等が発生をしておりまして、その含み損というものは金融資本市場の状況等により変動する、こうしたことなどを踏
委員御指摘の会計検査院の意見表示につきましては、一部の勘定の現状のみに着目するのではなくて、幾つかのことを総合的に検討して考えていく必要があると思います。